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大分県物産協会 大分県物産協会

大分県産品のことなら、お任せ公益社団法人大分県物産協会 [ 大分県別府市 ]

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  • その他食品関連事業

大分県産品の宣伝紹介を請け負う、公益社団法人。首都圏の百貨店の催事やイベント、大手スーパーへの販売斡旋、さらには大分県産品だけを扱うギフトカタログなど、大分県産品のことならなんでもお任せ。大分県産品を県外、海外に紹介する県内唯一の公益社団法人として、営業力をさらに強化しています。生産者目線に立ったサポートやアドバイスも惜しみなく提供し、生産者や個人の菓子店、飲食店からも厚い信頼を寄せられています。

事務局長の古田恵治さん(左)、理事 参与の荒巻武文さん

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「一村一品」発祥の大分県

大分県では、地域活性化を目指しはじまった「一村一品運動」の発祥地として知られています。「一村一品」をきっかけに、各市町村が地域資源を掘りおこし、地域自慢の特産物作成。さらにブランド化まで発展させてきました。大分県物産協会の前身団体は、その「一村一品」が広まる以前から、「広く大分県内の産品を広報する」という目的で始まっています。

ルーツになるのは、明治211886)年に発足した「大分県物産陳列所」。その後は改称を重ねながら、昭和301955)年、「大分県出品協会」に。現在のような、県外に大分県産品を紹介する事業をはじめます。平成172005)年に完全民営化した後も、公益社団法人として取扱高を年々伸ばしています。

1979年、当時の大分県知事が「一村一品運動」を提唱。この運動をきっかけに、全国でも知られるブランド魚「関あじ関さば」も生まれました

『大分県物産協会』があるのは、大分の海の玄関口。「別府国際観光港」のレストランなどが入っている建物を拠点に、大分の物産を全国へ広めています

小規模事業者を応援  自慢の物産を全国へ紹介

「当協会の仕事は、大分の中小企業、小規模事業者さんの商品を、全国の百貨店さんやスーパーさんなどに紹介をしていくのがメイン。」と、理事 参与の荒巻武文さん。
紹介先は全国。農家さんから飲食店、個人経営のケーキ屋さんや和菓子店、からあげ屋さんまで、食品をメインに幅広く扱っています。
「大分は、一村一品の発祥地ですから。もう何十年と、全国の百貨店さんやイベントに出向いています」と、事務局長の古田恵治さん。

理事 参与の荒巻武文さん(左)は、主にスーパーやギフトカタログを担当。事務局長の古田恵治さんは、主にデパートの催事やイベントを担当しています

物産展やイベント出店も手厚くサポート

古田さんは、主に全国の百貨店の催し場で開催される物産展や、大都市のホールなどで開催される食のイベントを担当。大分の観光イベントを行う際は、ミスや親善大使の手配をして、同時開催の物産展に参加する事業者やお店を募集し、主催者に提案しています。時には、「洋菓子で魅力的な事業者さんを紹介してほしい」や、「大分の地魚を使ったお寿司を作れる事業者さんを提案してほしい」という要望、からあげがブームの時には「このお店を呼んでほしい」までピンポイントのオーダーがあることも。

実際にバイヤーさんが大分で視察などをする際は、その新商品や新店舗発掘のためのアテンドも大事な仕事。県外からのバイヤーさんと共に1日に何件ものからあげを試食して歩いたこともあったとか。「新しいものを求められたら、その求めに応じることが私たちの仕事。それが大分県産品の販路拡大に直接的に繋がるわけですからね」。古田さんは力を込めます。

イベントや催事への出店、スーパーでの取り扱いは、会員でなくても参加が可能です。

催事などに出店する際に必要な書類なども、物産協会が一括で取りまとめて提出してくれます。「イベントでは、ポップやプライスカード、のれんの制作などもお手伝いしています。全てのお店にすることはできませんが、パソコンが扱えない方もいらっしゃいますから。高齢の方の場合などにはお手伝いすることも多いですね」と、古田さん。

「私たちの一番の目的は『県産品の販路拡大』。公益法人ですから、『広く皆さんに門戸を開く』という意味で『会員になってからでないと取り扱いをしない』という厳しい基準を設けてはいないんです。創業年数にも基準はありません」と、古田さん

スーパーにも野菜を納品

荒巻さんは、主にスーパーや問屋への販売斡旋を担当しています。生鮮野菜を県内の生産者さんから直接買い付け、物流を手配。週に3〜4日の頻度で東京などのスーパーに卸します。野菜は、生産者さんが直接スーパーなどに取り扱いを提案するのが難しいため、「うちの野菜を扱ってもらえないか」と。直接訪ねてくる生産者も多いと言います。

生鮮の野菜を扱うようになったきっかけは、豊後大野市産のさつまいもでした。「大分の芋は、評判です!」と荒巻さん。できるだけ多くの量を確保しようと努力しているそうですが、それでも品薄の状態だと言います。

「今日も、生産者さんが『この野菜を東京のスーパーに提案してもらえませんか』と、いらっしゃったんですよ」と、荒巻さん

県内品だけのギフトカタログも

お中元・お歳暮時期のオリジナルのギフトカタログの制作も、荒巻さんの担当。「大分県内で唯一の『大分県産品だけのギフトカタログ』を作っているんですよ」と、荒巻さん。

このカタログには、大分の生産者や商店が作った商品しか掲載していません。みかんなどの季節のフルーツから、海産物や豊後牛、大分銘菓や地ビールなどなど。中には、特産の車海老とハモのしゃぶしゃぶセットや、大分の郷土料理「だんご汁」が家庭に簡単に作れるセット、地元で人気のケーキ店のデコレーションケーキまで、歴史も長く、生産者さんとのつながりが深い『大分県物産協会』ならではの商品がずらりと並んでいます。

ギフトカタログは長年注文をしてくれている常連客も多く、毎年封書で申し込みを送ってくださる方もいるのだそう。大分県人会の方や、大分にルーツや関係のある企業などの利用も多いそうですが、中には毎年事務所を訪ねて注文をしてくださる、地元にお住まいの老夫婦もいらっしゃるとか。

長年利用してくださっている方々を裏切れないという思いと、「マンネリ化を避けたい」という思いから、普段からお店や事業者、商品の新規開拓にも余念がありません。

「(デパートやスーパーなどの)得意先が求めるものに応じる、というのは当然。そのために、発掘も提案も両方しなければ」と、荒巻さん

年に数回発行される、大分県内の物産のみを掲載したギフトカタログ。このギフトカタログの中から、百貨店さんのオンラインショップに商品を提案することもあるそう

2024年冬ギフトの1ページ。海の幸が豊な大分県自慢の、海産物商品のページも充実しています

食品の検査から包装まで商品作りの相談も気軽に

商店や飲食店から「こんな商品を作りたい」という相談があれば、商品の企画から、パッケージ裏の原材料の表示の指導まで、全て請け負っています。さらに、百貨店の催事やイベント、スーパーやギフトカタログなどさまざまな売り先があるため、販売先の提案までできるのも魅力。「商品作りから最後の販売の方法、売り方の指導まで、一貫して全部担当できます」と、荒巻さん。

コンサルタントではないからと、相談などは無償で行なっているとか。大分の個人店や中小企業にとって、とても心強い存在です。

催事やイベントで全国を飛び回っているため、他県の出店や客の動向など、現在のトレンドなどにも精通しているおふたり。「いま何が売れるのか」も、よくご存知です。アレルギーの問題や成分表示についても、事前にレクチャーしてもらえます。賞味期限検査の検査機関の提案や、商品の包装紙や販促物を作る際のアドバイスもしてくれるそう。

「おいしいお米を紹介してほしい」という声があれば、会員の中から紹介し、つなぎます。スーパーへの納品で取引のある農家さんから出る規格外の野菜を、無償で会員のケーキ店へ譲り、シロップ漬けなどに生まれ変わることも。

会員企業や商店といい関係を築けているからこそ、会員同士の紹介や協力も多く生まれています。

「材料や調味料までこだわっていい商品ができても、いざ『売ろう』となった時点で『売り先がない』となる場合があるんですよ。そこで行き詰まる前に、商品作りを始める段階で、ぜひご相談いただきたいんです」

『大分県物産協会』が扱う商品の、ごくごく一部。これまでの取引先を大切にしながら、新たな取引先も発掘し続けています

今、大分のさつまいもは「圧倒的においしい」と全国で大人気。ギフトカタログにももちろん掲載されています

公益社団法人大分県物産協会

PROFILE

代表取締役
会長:太田 清利
事業内容
県産品の紹介宣伝・市場開拓・販路拡張 等

CONTACT

住所
〒874-0923 大分県別府市新港町6番46号
TEL
0977-23-0201
FAX
0977-23-1350
メール
info@oita-bussan.or.jp
HP
http://www.oita-bussan.or.jp/

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