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エイコー食品 株式会社

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調理現場の課題を解決 カット野菜のソムリエエイコー食品 株式会社 [ 大分県大分市 ]

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  • その他食品関連事業

カット野菜の卸売を行う『エイコー食品』。一次加工から配送まで自社で一貫して行い、100g単位の小ロット注文や翌日納品など、顧客のニーズに応える柔軟な体制を整えている。 “カット野菜のソムリエ”として最適な素材や加工方法を提案できる点も強み。 取り扱う野菜は安全性と品質を最優先に、国産・輸入を問わず信頼できるものを選定し、県産品については地元農家と直接取引することも多い。 現在は野菜の加工工程で出る端材に注目し、他社との連携も視野に入れながら新たな活用法を模索している。

代表取締役社長 岩本 拓也さん

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多くの人に支持されるエイコーのカット野菜

1982年に創業したエイコー食品。当初は業務用食品の卸売を行っていましたが、他社との差別化を図るために20年ほど前からカット野菜の販売を始めました。
現在は、一次加工から配送までワンストップで対応。カット方法やサイズ、容量などきめ細やかな要望に応える姿勢を大切にしており、カット野菜に関しては“できないことはない”と言っても過言ではありません。その姿勢が信頼を生み、エイコーのカット野菜は学校給食をはじめ、スーパー、病院、ホテルなど幅広い食の現場で活用されています。

「私たちのモットーはお客様のニーズに寄り添うこと。一次加工(洗浄、皮むきなどの下処理)、二次加工(用途に合わせたカット)、容量、梱包(真空パック、簡易パック)と、全ての工程でできる限りご要望に沿えるよう努めています。長年の経験を活かし、“カット野菜のソムリエ”として素材探しから、規格や商品に合わせたカット方法までご提案できるのも強みです。」そう話すのは3代目の岩本さん。
取引先からはスピード感を求められることも多く、前日の正午までに注文すれば、自社保有の冷蔵車で翌日納品が可能。さらに、「100g単位の小ロット対応」「天ぷら用・焼きそば用などメニューに合わせたセット販売」「一次加工のみ」など柔軟に対応してくれるというから、食の現場にとってこれほど心強い存在はいません。

小口切り、みじん切り、スライス、串切りカットなど、カット方法は多彩。

ホームページに掲載されているカット方法以外も相談可能です。

自社で冷凍車・保冷車を保有。注文を受けたものは迅速かつ確実に納品します。

カット野菜がもたらす5つのメリット

エイコーのカット野菜が支持されている理由は、単に“手軽で便利”だからではありません。調理現場が抱える課題に直結する、明確なメリットがあるからです。
まず、大きいのが人手不足解消。カット野菜は下処理や水洗い、カット、計量といった工程が不要なので、省人化やコスト削減につながります。
次に、価格の安定性。長期契約により市場の変動に影響されず、常に一定価格での仕入れが可能に。野菜の高騰などに頭を悩ませることなく、予算も立てやすくなります。
さらに、ごみの削減、保管スペースの省力化、必要量をその都度発注できることで在庫ロスを減らせるなど、現場を支えるメリットは多岐にわたります。

「喜びの声をいただけることが、私たちの大きな励みです。カット野菜を通じて現場の負担を少しでも軽くし、飲食業界に貢献していきたいと考えています」
人手不足解消、安定価格、廃棄物削減、省スペース化、在庫ロス削減――これらはまさに現代の飲食業界が抱える課題に応えるものであり、エイコーが選ばれる大きな理由になっています。

面倒な工程は全て済ませた後に納品。後述する安全性にも最大限に配慮しており、使い勝手は抜群です。

口に入るものだからこそ、安全性を最優先に

岩本さんが何よりもこだわっているのが、安全性と品質。用途や予算に応じて選べるよう、国産・輸入を問わず信頼できるバイヤーや市場から“新鮮な野菜”を毎日仕入れ、県産品については地元農家との直接取引も行っています。
「実際に農家さんに足を運ぶこともあります。直接お会いして、自分の目で確かめたものが一番信頼できますから。品質はもちろん、加工するので、見た目がきれいに揃ったものより、大きさがしっかりあるもののほうがありがたいですね」。

本社併設の工場では、毎日5060件分の野菜を丁寧に加工。次亜塩素酸やオゾン水で殺菌・洗浄するなど、衛生面にも細心の注意を払っています。さらに、大分県薬剤師会検査センターでの月例検査も欠かさず実施。顧客の声を熟知した営業担当者が加工にも携わっているため、妥協することは一切ありません。

「社員は20年以上務めるベテランも多いです。私が社長に就任してまだ4年ですから教わることも多いですね」と岩本さん。おおいた食品産業企業会などの勉強会に参加するなど知識のアップデートも欠かしません。

他社との連携も視野に、カット野菜の端材の活用法を模索

カット野菜の販売と切り離せないのが、加工の過程で生じる端材(余剰部分)。
現在は保存方法や流通システムが整っていないため廃棄しているそうですが、今後は“端材の活用”に力を入れていきたいといいます。
「角切りで角にならない部分や白ネギの青い部分など、商品化できない、いわゆる端材が毎日大量に出ます。野菜の皮も同じで、栄養が豊富なのに現状、廃棄せざるを得ません。SDGsの観点からも、この端材を有効活用できないかと考えています」。 

課題は、毎日出る端材の量が安定しないことですが、大型の業務用冷凍庫を持つ企業と連携するなど保存方法を確立すれば、「必要な時に必要な量を提供する」といった柔軟な対応が可能に。端材を低価格で提供するだけでなく、加工して野菜パウダーにしたり、スイーツや各種食品に活用したりと、さまざまな可能性が広がっていきそうです。
もちろん、そのほかのアイデアも模索中。「うちで使ってみたい」「こういう形で活用できないか」という企業様は、ぜひ一度お問い合わせを。
食のたすきでのマッチングを通じ、これまでにない“端材グルメが誕生する日も近いかもしれません。

エイコー食品株式会社

エイコー食品 株式会社

PROFILE

設立年月
1982年4月
代表取締役
岩本拓也
事業内容
⼀般⾷品卸、業務⽤⾷品卸 、⾷材加⼯、惣菜製造

CONTACT

住所
⼤分県⼤分市⼤字⽚島51番地の7
TEL
097-568-1173
FAX
097-568-5732
HP
https://eiko-foods.net

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