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大関食品株式会社

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大関食品株式会社-仰天!コリッコリエビフライ!? 大関食品株式会社-仰天!コリッコリエビフライ!?

安全でおいしい、“本物”のエビを提供大関食品株式会社 [ 大分県宇佐市 ]

  • カテゴリ
  • 水産食料品
  • 調理冷凍食品

えびを中心とした冷凍食品を手掛ける「大関食品」。素材、無添加、徹底した品質管理にこだわった商品は、大手外食チェーンやスーパー、学校、医療施設など様々な企業や施設に選ばれています。同じ商品でも数百のレシピを持つなど、取引先の細やかな要望を盛り込んだ商品展開を行っています。

会長 森哲郎さん

会長 森哲郎さん

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大手メーカーの下請けを経て、こだわりのえび商品を開発

昭和58年創業の大関食品は、全国的にも珍しいえび専門の冷凍食品加工メーカー。大手食品メーカーの下請けを経て、20年ほど前から独自の商品展開を行なっています。フライ、天ぷら、唐揚げ、フリッター、エビチリ、シュウマイなど生産量の9.5割を占めるというえび商品の一番の特徴は“おいしいこと”。
大関食品のえびは伸ばしていないため、肉厚でコリコリとした噛み応えのある食感が新鮮。「えびってぷりぷりなんじゃないの!?」という声が聞こえてきそうですが、実はぷりぷりするのは保水性を高めるために添加物で下処理が施されているから。
「流通しているえびの多くに水分を保つ下処理がされているので誤解している人が多いんですが、繊維が絡み合うえびの身は本来コリコリとした食感。味も全く違います」。そう話す森哲郎会長の言葉通り、無添加のえびはコリコリの食感が楽しめるだけでなく、下味をつけていないにも関わらず、味が濃く、えびそのものの旨みがダイレクトに伝わってくる衝撃的なおいしさです。

独自の商品展開の中でフライ、天ぷら、唐揚げ、フリッター、エビチリ、シュウマイなど生産量の9.5割を占めるというえび商品

独自の商品展開の中でフライ、天ぷら、唐揚げ、フリッター、エビチリ、シュウマイなど生産量の9.5割を占めるというえび商品

大関食品のえびは伸ばしていないため、肉厚でコリコリとした噛み応えのある食感が新鮮

大関食品のえびは伸ばしていないため、肉厚でコリコリとした噛み応えのある食感が新鮮

素材への徹底したこだわり–—原点は寿司ネタ。

森会長は「冷凍食品は素材が7割」といって憚りません。扱うえびの6割は養殖ですが、餌を与えず、天然物に近い環境で育てる「粗放養殖」のものを採用。
さらに、仕入れる際は、最初に試しで1ケース取り寄せ、実際に食べて品質を確かめます。「何も入れないお湯で茹でたものを食べて鮮度を見ます。鮮度で味も、歩留まりも大きく異なるので。薬で太らせている場合もすぐわかります」。少しでも納得できなければ仕入れは中止。この姿勢は長い付き合いのある取引先であっても変えることはありません。
当然手間もコストもかかりますが、森会長は「祖父は漁師をしながら寿司ネタを卸していました。寿司ネタはごまかしがきかない。だから鮮度と味にこだわるのは当たり前という考えが根付いているんです」とさらり。祖父の代から脈々と受け継がれてきたこの思いこそが大関食品の原点であり、業態が変わり、規模が大きくなっても決してブレることはないのです。

安全性も追求し、選ばれる企業に

大関食品が味と同様に重要視しているのが安全性。大手食品メーカーの下請け時代に鍛えられたという品質管理技術は常に高水準を保持。近年は商品コスト低減のために機械化を進めていますが、機械に頼るだけでなく、各工程の最後は必ず人の目でチェックを入れます。
2011年にはHACCP認証も取得し、より高いレベルでの安全性を確立しました。さらに、「冷凍のいいところは、添加物を入れなくても安全性が保てるところ」と、えびはもちろん、衣などその他の材料もほとんどに自家製のものを使用し、無添加を貫く徹底ぶりにも驚かされます。
手をかけている分、流通のほとんどを占めている輸入物に比べると価格は上がりますが、「取引先はそれでもいい、それでも大関さんの商品でなければ、といってくださるところばかりなんですよ」と話す森会長は、はなから価格競争に参加するつもりはありません。あくまで品質で勝負。だからこそ、大手外食チェーンやスーパー、学校、医療施設など“味わいや安全性にこだわる企業や施設”がこぞって大関食品の商品を選ぶのです。

取引先からの要望で数百のレシピを開発

大関食品の商品は同じ商品でも数十〜数百通りのレシピがあるのが特徴。例えば、エビフライ。取引先の要望に応え、えびの大きさやパン粉を変えたり、カルシウムや鉄分を加えたり…。卵や牛乳を使わないなどのアレルギー対応も行い、なんと600以上のレシピを確立しています。細やかな要望を盛り込んだ特注品においても小ロット、短期納品が可能なのは長年の経験があるからこそ。
近年は、油離れを視野に入れ、自然解凍や、電子レンジ、湯煎であたためるだけで味わえる調理済み商品も増やしてきました。要望に応じて、イカや野菜、魚なども扱っています。どの食材と組み合わせればいいのか、求められている調理法は?——商品開発の陣頭指揮を取るのはなんと森会長。要望を聞くだけでなく、アンテナをはり、需要を見極め、ときに自らの足で情報を集め、時代に合わせた商品を模索しています。
商品の人気を図る指標の一つになっているのが、工場の敷地内にある直売所。地元民はもちろん、市外、県外からも足繁く通う常連さんが多く、定期的に市外からクーラーボックスを持って買いに来る人もいるほど。消費者をわざわざ動かすこの商品力が、何よりの“おいしさの証”といえるのかもしれません。
近年はネット通販の需要も伸びており、大手通販サイトの食品部門で1位に輝くなどコロナ禍においても快進撃を続けている大関食品。工場を整え、人員を増やし、生産量はさらに増えています。
「私も安全でおいしいものが食べたいんです。だから、そういう商品を作っています」。森会長の思いは、すべての消費者の思いを代弁するもの。だからこそ、大関食品の商品は選ばれ続けるのです。

工場の敷地内にある直売所
大関食品株式会社

大関食品株式会社

PROFILE

設立年月
1983年6月
代表取締役
森 一郎
事業内容
調理冷凍食品

CONTACT

住所
大分県宇佐市大字下高家2011-1
TEL
0978-33-2546(工場)
FAX
0978-33-2775
HP
http://www.ozeki-foods.co.jp/

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