食のプロからの信頼も厚い身体がよろこぶハーブ加工品株式会社ファインド・ニューズ [ 大分県宇佐市 ]
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農薬不使用栽培バジルや有機栽培マスタードをメインに、さまざまなハーブの加工品を製造しています。ハーブ専門家ならではの豊富な知識と細やかなニーズへの対応力が料理人やバイヤーから評価され、PB・OEM・ODM依頼もたくさん。ハーブ農家とともに歩みながら、ハーブが持つチカラの発信に尽力しています。
生産製造管理本部長 川野信輔さん
身体にやさしい『ハーブの可能性』を広めたい
料理の香りづけや臭み消し、保存料など、世界中で使われているハーブ。薬として利用したり、ハーブティーにして飲んだり、アロマオイルとして香りからリラックス効果を得たりなど、さまざまな嗜み方があります。
『株式会社ファインド・ニューズ』は、無限の可能性を持つハーブの商品を手がける企業として1990年に創業しました。創業者である代表の髙野済さんは幼い頃、アレルギーで悩んでいたそうです。食の専門家として活動していた母親が「身体にやさしいものを」と、食卓にハーブを取り入れていたことから、髙野さんにとってハーブは身近な存在でした。
だからこそ原点にあるのは、「食で健康に」という思いです。ハーブの効果・効能をよく知る専門家が提案するのは、おいしくて、手軽に使えて、身体にやさしい商品。同社の主力のひとつ、『バジル』を使った商品には、地元を中心に大分県内の契約農家から、化学肥料を使わない農薬不使用栽培のバジルを使います。「防虫剤も使わずに育てていますから、虫食いもあります。しかし自然のものを、自然な状態で届けたいんです」と、生産製造管理本部長の川野信輔さん。
同社では丁寧な選別に加えて粉砕機で細かくできるため、少しくらいの虫食いがあるものでも品質には問題がありません。生食では規格外な農作物を仕入れることは、生産者への貢献にもつながっているといえます。
原点にあるのは、「食で健康に」という思い
丁寧な選別
粉砕機で細かく
生食では規格外な農作物を仕入れることは、生産者への貢献にもつながっている
地元産も使うし、海外産も使う。 “良い材料”を厳選することが最優先。
バジルに並ぶもうひとつの主力商品で使われる『マスタード』は現在、主にオーストリア産を使っています。有機栽培で育てられたものに限定し、種子の状態で輸入。「地元への貢献の気持ちはもちろんありますが、全国・世界から本当にいいものを届けたいという思いが強いんです」と川野さん。『おいしくて、身体にやさしいものを』という原点を重視するために、素材選びに妥協はありません。
種子で輸入したマスタードは、ひとつひとつ人の目で確認しながら、殻や異物の混入をチェックして選別をおこなっています。ていねいに選別されたマスタードは、辛さをおさえるためにつぶさないのが特徴。ホールのままの粒マスタードに、かつおとさばの削り節をブレンドした専用のだししょうゆなどを加えた“和のマスタード”として、和食にもよく合う人気商品です。定番の『プチプチマスタード』や、地元宇佐市の名産でもある柚子の皮を加えた『ぷちぷち柚子マスタード』も製造しています。
宇佐産の素材を使っていることや、宇佐で一貫生産体制を整えていることが評価されたバジルとマスタードの加工品は、宇佐ブランドの商品として『宇佐ブランド認証』も受けています。
種子で輸入したマスタードは、ひとつひとつ人の目で確認しながら、殻や異物の混入をチェックして選別
定番の『プチプチマスタード』や、地元宇佐市の名産でもある柚子の皮を加えた『ぷちぷち柚子マスタード』
料理人やバイヤーなど、プロが認める高い品質。 PBやODM・OEMの実績多数。
バジルを使った自社商品を見て驚くのが、葉の色がそのまま再現されたような鮮やかな緑色です。これは、添加物を使わず、さらに非加熱で仕上げる独自の製法によるものだといいます。加熱処理した製品と同等の賞味期限を保つために材料の調合を研究し、ようやく完成したこだわりの商品です。
「オリジナル商品は決して多くありません。私たちの商品を試した料理人さんやバイヤーさんが高く評価してくださって、“ファインド・ニューズならいい商品を作ってくれるんじゃないか”とお声をかけていただいています。商品が商品を売っているような状態ですね」と川野さんが話すように、全国各地からPB、ODM、OEMの依頼が後を絶たないといいます。プロの料理人、有名ブランド、百貨店などのオリジナル商品として、同社の技術が全国各地広がっています。自社オリジナル商品の味、製法、品質管理体制などがきちんと確立されているからこそ、次々と新たな商品が生まれているのです。
おいしさや品質、技術はもちろんのこと、同社が選ばれている理由には、細かなニーズへの対応力にあります。「小さな会社だから小回りもききます。少数精鋭ですが、その分ひとつひとつのご要望に応えられるのが私たちの強みです」と川野さん。主力のバジルやマスタードの商品から派生したものだけでなく、オリジナルブレンドのハーブティーや、ハーブウォーターなどの清涼飲料水も製造しています。さらに、ハーブが持つ香りや美容効果の知識は化粧品にも応用され、商品化されています。
粉砕、ペースト、瓶詰め、清涼飲料水の製造機など、さまざまな機械を自社で保有していることも、多くの依頼を受けられる要因です。さらに、2021年10月にはHACCPシステムの認証も取得。「一流ホテルや有名店の加工品を手がけてきましたから、これまでも厳しい基準のもとで商品づくりをしてきました。HACCP認証をいただいたことを機に、一層ていねいなものづくりをしていきたいですね」(川野さん)と、さらに高いレベルを追求しています。
バジルを使った自社商品を見て驚くのが、葉の色がそのまま再現されたような鮮やかな緑色
オリジナルブレンドのハーブティー
2021年10月にはHACCPシステムの認証も取得
日常にハーブを取り入れて、健康的でナチュラルなライフスタイルを
おいしさの追求や、ニーズへの対応力はもとより、『ハーブが身体にもたらす有効性』についても研究を重ねています。近年では、ハーブが持つ成分に関する研究で特許を取得し、商品化に向けて開発を進めているそうです。
ハーブを知り尽くした専門家による提案は、「身体にいいものを取り入れたい」という近年の健康志向にも対応しています。安心・安全で身体がよろこぶ自然素材を、ハーブ農家と、ハーブの専門家による最強のタッグでより魅力的に伝えること。植物が持つチカラをより多くの人へ届ける挑戦は、まだまだ続きます。
株式会社ファインド・ニューズ
PROFILE
- 設立年月
- 1990年4月
- 代表取締役
- 髙野 済
- 事業内容
- ハーブ関連商品製造・加工
CONTACT
- 住所
- 宇佐市安心院町上市305-1
- TEL
- 0978-44-2382
- FAX
- 0978-44-2182
- メール
- needs@findnews.jp
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